宮川医療少年院について
宮川医療少年院は三重県伊勢市にあり、主に東海・北陸・近畿地方の家庭裁判所において少年院送致を言い渡された12歳以上20歳未満の男子少年のうち、軽度の知的障害がある少年や情緒的未成熟者を収容します。
手術や専門的治療など医療措置が必要な少年(身体疾患者や身体障害者、精神病など)を収容する「病院」としての医療少年院には該当せず、知的障害者や情緒的未成熟者およびそれらに準じた少年などの、一般の少年院では教育が難しい少年の収容に対応しています。(特殊教育課程)
このような少年院は全国に3ヶ所あり、宮川医療少年院の他に神奈川医療少年院、中津少年学院が対応しています。
「医療措置が必要な少年」を収容する病院としての医療少年院は、関東医療少年院と京都医療少年院が該当します。(医療措置課程)
名称 | 宮川医療少年院 |
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種別 | 医療少年院 ※詳細は医療少年院とはを参考。 |
収容区分 |
【長期処遇】
特殊教育課程(H/H2) ※詳細は少年院の分類処遇課程を参考。 |
住所 | 〒519-0504 三重県伊勢市小俣町宮前25 |
電話番号 | TEL:0596-22-4844 FAX:0596-21-0048 |
アクセス | 宮川駅から約1.3km(徒歩で約21分) |
収容定員 | 約80名 |
掲示板 | 宮川医療少年院 | 少年院掲示板 |
アクセスマップ
教育活動の詳細
標準収容期間 | 長期処遇:原則1年前後 |
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作業療法 (職業補導) |
陶芸科、園芸科、木彫科、洗濯科、農業科、および資格取得の指導・就労支援 |
心理療法 | 心理劇、カウンセリング(単独・グループ)、サイコ・ドラマ、箱庭療法など |
生活指導 | 基本的生活習慣に関する指導、生活訓練講座、社会適応訓練、問題群別指導、非行別学習、被害者の視点を取り入れた教育 |
教科教育 | 中学校教育(義務教育対象少年)、高等学校卒業程度認定試験に向けた学習、補習教育、通信教育 |
保健体育 | 衛生講話、基礎体力の養成(サーキットトレーニングなど) |
特別活動 | クラブ活動(読書、音楽絵画、剣道、ソフトボール、サッカー)、誕生会、社会見学、殊遇外出など |
主な行事 | 成人式、卒業式、観桜会、開院記念行事、盆踊り大会、運動会、収穫祭、クリスマス会、各種スポーツ大会など |
1日の生活
6:50 | 起床・洗面・清掃 |
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7:30 | 朝食・休憩 |
9:00 | 朝礼 |
9:30 | 教育活動(職業補導・教科教育・生活訓練講座・社会適応訓練・集会・ホームルーム・サーキットトレーニングなど) |
12:00 | 昼食・休憩 |
13:00 | 教育活動(職業補導・教科教育・体育・クラブ活動・教養講話など) |
16:00 | 面接・読書・入浴 |
17:00 | 夕食・休憩 |
18:15 | 日記、非行別学習 |
20:00 | テレビ視聴 |
21:00 | 就寝 |
宮川医療少年院の歴史
昭和26年12月 | 三重少年学院分院宮川医療少年院として発足 |
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昭和27年6月 | 宮川医療少年院として開設 |
昭和45年3月 | 施設全体改築工事完了 |
昭和50年3月 | 女子少年の収容を中止する |
昭和52年6月 | 収容区分が長期,男子,初等・中等・特別・医療,特殊教育課程対象者(名古屋・大阪管区内)となる |
平成2年7月 | 収容定員が改正により80名となり、現在に至る |
平成20年4月 | 収容区分が長期,男子,初等・中等・特別,特殊教育課程対象者(名古屋・大阪管区内)となる |
宮川医療少年院に関連した事件
2010年5月 宮川医療少年院で収容少年に教官が暴行【暴力事件】
男性法務教官(31)は2008年9月30日~2009年4月ころ、居室や面接室で少年3人に対し、右腕をたたいたり背後から頭部をたたいたりするなどの暴行を加えたという。3人に怪我はない。
男性法務教官は「少年が規律違反を繰り返し、生活態度が改善されないため、たたいてしまった」と話している。
宮川医療少年院は2010年5月25日、男性法務教官を戒告処分にしたと発表した。男性法務教官は2010年4月1日付けで異動していた。
男性法務教官って誰だろ
来た⚪︎か真⚪︎かGODっぽいが
わからねーな
今後、コメントは原則として掲示板にてよろしくお願い致します。
宮川医療少年院 | 少年院掲示板
外に居た時も悪やってたし
少年院に入院しても悪やってたけど
ここの少年院で色々と学べて良かったです!
担任の永井先生と寮主任の林先生には
特にお世話になりました!ありがとう!
ちなみに仮退院日は2014年11月28日です!