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【NEW!】11/5更新 最新情報【広島死体遺棄】

・10/30速報-米子の少年を中等少年院送致。
・10/25速報-主犯少女と彼氏の少年を強殺・死体遺棄・監禁の罪で起訴。
・10/17速報-少年審判開かれ、主犯少女とその彼氏の少年を逆送(検察官送致)。
・10/16速報-少年審判開かれ、少女3人を中等少年院送致。
・8/28速報!瀬戸容疑者を別の強盗致傷容疑で再逮捕。本件(広島遺棄)とは無関係の鳥取県倉吉市の少年(16)も逮捕されたほか、本件の共犯である米子の少年も関わっていたとみられる。

【10/31速報】2人の少年少女を逆送、4人の少年少女を少年院送致

10月15日、広島家裁で少年審判が開かれ、植田智彦裁判長は「矯正可能性は十分にある」として、3人の少女を中等少年院送致とする保護処分を決定しました。

また10月17日、広島家裁は主犯の無職少女(17)およびその交際相手の無職少年(17)を検察官送致(逆送)とする決定をしました。

そして10月30日、広島家裁は米子の少年に対して中等少年院送致とする保護処分を決定しました。

この少年審判および少女らの逆送や少年院送致に関する詳細情報は、別ページにて全文を記載致します。→【11/5更新】少年審判の結果に関するお知らせ

瀬戸容疑者が再逮捕された事件に関して【8/28速報情報】

8月28日、鳥取県米子市で起きた強盗致傷事件において、瀬戸被告が再逮捕されました。

広島呉事件の共犯である米子の少年(16)、広島呉事件には関わっていない鳥取県倉吉市の専修学校生の少年(16)らと共謀、計3人での犯行とみられています。専修学校生は28日に逮捕されていますが、米子の少年に関しては現在任意で事情聴取中です。

瀬戸被告ら3人は今年4月15日の午後11時ころ、米子市内のコンビニ店駐車場に顔見知りの少年(16)を呼び出し、「金を出すか、しばかれるのかどっちがええか選べ」などと脅迫。その後、少年を瀬戸容疑者が運転する車に乗せ、同市内の火葬場施設の駐車場に移動し、殴る蹴るなどの暴行を加えた疑い。

さらに翌16日にも少年を呼び出し、顔を殴るなどして計6万5千円を奪ったといいます。少年は打撲など3週間のケガ。

瀬戸被告は容疑について「覚えていない」と否認していますが、専修学校生は容疑を認めているといいます。(しかし瀬戸被告、ここまできても否認とは…信じられません。)

16歳少女による広島死体遺棄事件の概要【広島呉事件】

広島県呉市で起きた死体遺棄事件で、広島市東区に住む無職の少女(16)が7月14日未明、死体遺棄容疑で逮捕されました。

ことの発端は7月12日、少女が警察署に出頭、「友人と山に行き、殺して遺体を捨てた」と自首したことです。

広島県警は事情聴取を行なった後に一旦少女を帰宅させ、供述に基いて呉市の灰ヶ峰(はいがみね)山中を捜索したところ、13日に遺体を発見しました。

被害者少女は広島市安佐北区に住む黒瀬恵利華さんで、加害者少女と高等専修学校の元同級生。6月下旬から行方不明になり親から捜索願が出されていたそうです。

遺体は一部が白骨化しており損傷が激しく、身元の確認が困難なほどだということです。
(7/23追記。DNAおよび歯型の鑑定により、被害者の少女は、最初に自首した少女の元同級生で高等専修学校の黒瀬恵利華さん(16)だと特定されました。)

加害者少女の母親は16日、県警を通じて「今回、私の子供が起こした事件で、母親として被害者の方に心からおわびします」とのコメントを出している。

県警は呉署に捜査本部を設置し、殺人容疑も視野に2人の交友関係やトラブルなどについて慎重に調べを進めていました。

当所、少女は一貫して「1人でやった」「被害者少女と2人で山へ行った」などと供述していましたが、供述内容に矛盾した点があることから、県警は協力者がいるとみて捜査していました。

そして17日深夜になり、新たに6人の男女が逮捕されました。

6人のうち5人はいずれも16歳で無職。(男子2人、女子3人)

しかし残る1人は鳥取県湯梨浜町の無職、瀬戸大平(せとたいへい)容疑者(21)で、5歳も年が離れた成人男性でした。

5人の少年らは容疑を認めているのに対し、瀬戸大平容疑者は容疑を一部否認、「現場には行ったが、遺棄はしていない」と供述しているそうです。
(7/23追記。瀬戸大平容疑者も自供。

少女ら7人を強盗殺人および監禁で再逮捕【8/3速報情報】

少女ら7人は6月28日、黒瀬さんを車に乗せて呉市の灰ヶ峰山中まで監禁。暴行を加えた後、山中で黒瀬さんから現金4万2千円とキャッシュカードを奪った上、同日明け方ころ殺害した疑いが持たれています。

8月3日午後、少女ら7人全員は上記の容疑(強盗殺人罪・監禁罪)で再逮捕されました。

捜査本部によると、奪った4万2千円は7人全員で分配していたようです。

また7人のうち瀬戸大平(せとたいへい)容疑者(21)および他の少年ら計3人については、殺害後に黒瀬さんのキャッシュカードを使用しATMから現金2千円を引き出したとして、窃盗容疑でも再逮捕されています。

7人のうち、最初に自首した少女(16)と瀬戸容疑者はおおむね容疑を認めているといいます。

黒瀬さんを誘い出した少女2人(黒瀬さんと面識の無かった少女ら)は、呼び出したことは認めているようですが、死体遺棄・強盗殺人・監禁のいずれの容疑も否認しているようです。

残りの3人(少年2人および少女1人)は、「殺す気はなかった」などと殺意を否認しているといいます。

少女らの今後の処分【死体遺棄・殺人・傷害致死】7/20執筆

未成年の場合、逮捕されてから48時間以内に検察へ身柄を送致(これを送検という)されます。

そこから10日または20日間に渡り警察署の留置場へ勾留され、取り調べ等が行なわれます。

再逮捕などが無い一般のケースの場合だと、20日間が経ったところで一度裁判所へ行き、「観護措置」の言い渡しを受け鑑別所へ送致されます。

そして大体4週間程度を鑑別所で過ごした後、家庭裁判所による少年審判が行なわれ、そこで処分を言い渡されることになります。

少女らの現状【死体遺棄】7/20執筆

まず現在の状況としては以下のとおりです。

最初に逮捕された少女
 7月14日未明に死体遺棄容疑で逮捕→15日朝に送検

新たな逮捕者6人
 7月17日に死体遺棄容疑で逮捕→19日朝に送検

今後の流れ【殺人・死体遺棄】7/20執筆

まず最初に逮捕された少女ですが、15日の朝に送検されています。

この送検された初日も勾留期間には含まれますから、15日から起算して10日または最大20日間が勾留期間となります。
※留置場へは特別な場合は最大25日の勾留が可能ですが、今回のケースでは該当しません。

今回の事件の場合は事件内容が重大かつ共犯者がいるので、10日間で終わることは無く間違いなく20日間の勾留となります。

そのため、留置場への勾留期間は8月3日までとなるでしょう。
8月3日になると、一旦鑑別所へ移送されることになります。

ただ、勾留期間が最大20日間というのは1つの事件(罪名)に対する勾留期間なので、「再逮捕」されることで再度留置場へ勾留される可能性は高いです。

鑑別所へ移送された後に再逮捕されるか、それとも留置場での勾留期間最終日前後で留置場に居る間に再逮捕されるかは、まだわかりません。

罪名としては、今回の場合「殺人」または「傷害致死」で再逮捕されることになるのではないかと推測します。

死体を遺棄する際に黒瀬恵利華さんの持ち物(財布・お金など)を奪っていたとするならば、可能性は薄いですが、強盗殺人が適用される可能性もあります。おそらく適用されることは無いかと思いますが。

ちなみに、再逮捕はしようと思えばいくらでもできます。(再逮捕するにも条件があるのかもしれませんが、詳細はわかりません)

今回のケースで言えば、まず「死体遺棄」で逮捕されており、「殺人」または「傷害致死」で再逮捕し、その後「監禁」でまた再逮捕し、その後「窃盗」でまた再逮捕する、などなど。

逮捕状請求は1つの事件ではなく1つの罪名で請求することが可能だからです。

私の推測では1度の再逮捕はほぼ間違いなくされるとして、その後の2度目以降の再逮捕はどれだけ捜査が順調に進むかで決まると思います。

共犯者同士の供述が噛み合わなかったり、瀬戸大平容疑者が否認し続けたりなどすれば、さらに再逮捕して事情聴取等の捜査が長期化する可能性もあります。

強盗殺人は適用されるか?(7/24管理人予想)

7月24日、県警は黒瀬さんの財布が見つかっていないと発表しました。

黒瀬さんを殺害し、金品を奪う。
結果的には、強盗殺人と同じことをしていますよね。

しかし強盗殺人は、”強盗する目的で殺害する”ことで適用されますので、”殺害した後に物品を奪う”のでは殺人と窃盗の2つの罪に問われることになるのです。

よって、今回の人間関係のトラブルによる殺害では、強盗殺人には当てはまりません。(私は法律専門家ではないので確実ではありません)

詳しくはアメブロに記載しましたのでご参考ください→強盗殺人

再逮捕がある場合と無い場合の今後の流れ【殺人】7/20執筆

まず再逮捕されない場合ですが、その場合は8月3日に鑑別所へ移送され、そこから約4週間程度は鑑別所での生活となり、家裁で行なわれる少年審判を待ちます。

少年審判は大体8月28日~8月30日あたり、または遅くて9月2日になるかと思われます。

そこで少年院送致を言い渡されればおそらく中等少年院への入院となりますが、逆送(検察官送致)となれば大人と同じ刑事裁判へと発展していきます。

そうなると身柄は完全に検察のもとへ移るので、拘置所へ収容されるとともに「被告人」と呼ばれるようになります。

ただし、再逮捕されない場合は逆送になることはまず無いでしょう。

再逮捕された場合【殺人・傷害致死】7/20執筆

可能性としては再逮捕される可能性のほうが圧倒的に高いです。

1つ1つの行為が重大かつ共犯者も多いので、そもそも20日間の勾留期間で捜査を終えること自体まず不可能と言えるでしょう。

集団で売春行為を行なっていたとするならば、そっちの捜査も行なわなければなりません。

「殺人」となるか「傷害致死」となるか、もしくはその他の罪名が適用されるか、少女らの供述と警察の捜査次第ですが、ほぼ間違いなく「被害者の命を奪った事実」に基いて何かしらの罪名で再度逮捕されることになるでしょう。

ちなみに今逮捕されている罪名は「死体遺棄」です。
例え1つの事件だとしても、被害者を「殺してしまった罪」と「死体を遺棄した罪」は別々なんです。

なので、「死体遺棄」による勾留期間が8月3日までとなり、その前後で再逮捕、再逮捕から48時間以内に送検されて再度20日間の勾留→鑑別所移送という流れになるかと思われます。

再逮捕が1度で済めば、8月3日前後からの20日勾留で8月26日と仮定し、そこから約4週間の鑑別所生活。

9月20日~25日あたりで少年審判が開かれるでしょう。

もしも「殺人罪」が適用されたのであれば、そこでほぼ間違いなく「逆送(検察官送致)」となり、大人と同じ刑事裁判へと発展し、数年前から話題の「裁判員裁判」へと移行します。

「傷害致死」だとしても高確率で逆送になります。

「死体遺棄」と「殺人」または「傷害致死」と、場合により+アルファの犯罪による審理が開始されるのです。

ちなみに少年法20条では、「16歳以上の者が故意の犯罪行為で人を死亡させた場合は、”調査の結果、刑事処分以外の措置が相当と認められる場合”を除き、原則として逆送しなければならない」と定められています。

今回の事件はこの少年法20条に該当しますので、原則として逆送されることになります。

逆送され裁判員裁判へと移行することになれば、判決が出るまで6ヶ月以上はかかるかと思われます。

そして、有罪となり実刑判決を受けたならば、原則として女子刑務所へと服役することとなります。

しかし年齢が16歳なりたてということもあるので、逆送にならない可能性も一応あります。

また逆送になった場合でも特例として「少年院への入院」というケースになる可能性も考えられます。

男子であれば逆送からの実刑判決で少年刑務所入所という事例は多いですが、女子の場合は逆送も実刑判決もかなり珍しいのです。

おまけに16歳とまだ若いので、事件内容は凶悪ながらも家裁の処分で少年院への収容となる可能性も無くはないです。

ちなみに少年院送致となった場合はおそらく「中等少年院送致」となり、長期の勧告を受けることになるでしょう。

その場合の収容期間は2年~3年程度になるのではないかと推測します。

女子の場合は女子少年専門で収容している女子少年院へと収容されます。

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少女に与えられる量刑(7/20管理人予想)

以下、殺人罪または傷害致死が適用され、かつ逆送となり裁判員裁判へと発展することを前提に予想します。

①懲役3年~5年
②懲役3年~6年
③懲役5年~8年
④懲役5年~10年

傷害致死が適用されれば①に近い判決、殺人が適用されれば④に近い判決になるかと思います。

16歳の女子ということから、予想が非常に難しいですが、以上の4つのどれか、またはそれに近い判決を受けるのではないでしょうか。

色々なところで「死刑」になるとか「無期懲役」になるとか言われていますが、それは100%とは言えずとも99%あり得ないでしょう。

ただ私は法律の専門家でも何でも無い一般人ですので、上記の予想は1個人の1つの予想としてご参考ください。

ちなみに未成年の場合、原則として刑期を明確に定めない「不定期刑」を言い渡されることになります。

「被告人を懲役◯年以上、◯年以下に処する」というものですね。

おまけに今回の事件の場合、加害者の少女らは名前・顔写真・デコログなどのブログのURL・家族構成・相関図など、あらゆる個人情報がネット上に蔓延しています。

未成年という立場を考えると社会的制裁もかなり与えられていますね。

それに伴い、加害者側だけでなく黒瀬恵利華さんの個人情報(デコログなどのブログURLやFacebookのURL、様々な顔写真・プリクラなど)がむやみやたらと公開されています。

さらに、黒瀬恵利華さんの弟さんの顔写真やブログ(デコログ)まで蔓延しています。

遺族の方の気持ちも考えると、そういった行為は控えてもらいたいです。

最初に逮捕された少女(16)の供述【広島死体遺棄事件】7/23更新

自主時~7/16までの供述

「友達の女性を殺して捨てた」

「友人と山に行き、殺して遺体を捨てた」

「灰ヶ峰には、6月下旬に2人で広島市内から車に乗っていった」

「現場で口論となり、殴ったり首を絞めるなどして殺害した」

「LINEで友人に悪口を言われた」

「灰ヶ峰には車で行って歩いて帰った」

「(女子生徒と)山に入ったのはタイマン(1対1のけんか)をするためだった」

7/16になり供述が一転

「広島市内で殺害した少女と待ち合わせ、別の人の車で現場に行った」

ただし、「別の人」「誰であるのか」は口を閉ざしていると言います。(7/16時点)

しかし、少女が報復を恐れて、刑事に「本当のことを喋るから、マスコミには発表しないで欲しい。口を割ったことがバレたら、私も殺される」などと言えば、警察もマスコミに発表できないのではないでしょうか。例えばの話ですが。

7/17、共犯者が逮捕されることで供述を変える

「みんなで暴行した」

「首を絞めて殺した」

自首した少女のその他の供述【7/23更新】

「事件の数日後、知人の車で灰ヶ峰の山へ行き、遺体を見た」

「事件後に改めて現場に行き、遺体を見てショックを受け自主を決意した」

「黒瀬恵利華さんが車に乗るまで近くに隠れていた」

「自分がいると黒瀬恵利華さんは車に乗らないと思った」

新たに逮捕された6人のうち、5人の少年らの供述(一部、自首した少女の供述も含む)

■当初、容疑を否認
「無職少女と元同級生の2人だけが山中に入り、無職少女が1人で戻ってきた」

■警察官が矛盾点を突くと、すぐに自供【7/23更新】
「間違いない」

「みんなで暴行した」

「車内で暴行した」

「山で殴ったり蹴ったりした」

「手を出していない」(一部の少年)

「車の中で顔や胸にたばこの火で根性焼きをつけた」

「床に寝かせて踏みつけたり蹴ったりした」

「山に到着した際、女子生徒はまだ歩ける状態だった」

「車中の他、灰ヶ峰で車を降りた後も暴行した」

「山中で車を降りてさらに奥へ進み、複数人で暴行を加えた」

「元同級生を”遊びに行こう”と呼び出させ、車に連れ込んだ」

「死んでいるのを7人全員で見て確認した」

「車で現場を去る頃には空が明るくなっていた」

「黒瀬さんのかばんを川に捨てた」

「車中で”このまま女子生徒を帰したら警察に訴えられる。帰すわけにはいかない”という会話をした」

「黒瀬さんが悪いから、(他のメンバーの)暴行を止める気はなかった」

瀬戸大平容疑者の供述

「現場に行ったが遺棄していない」

瀬戸大平容疑者は唯一、容疑を否認しています。

成人男性のため、有罪で実刑となれば刑務所行きです。

年齢的にもどうしても「リーダー格」として警察では取り扱われてしまいますので、情状も悪くなります。

実際に事件の主犯格は少女(16)だったとしても、事件時の責任能力は1番年齢が上の者、または権力が1番ある者にあると取られるのです。

そのため、何かしらの罪に問われることにはなるとしても、「死体遺棄」、およびそこから派生してくる「殺人」や「傷害致死」での立件だけは避けたいと考えているのではないでしょうか。

瀬戸大平容疑者が自供【7/23更新】

逮捕時より1人だけ容疑の一部を否認していた瀬戸大平容疑者でしたが、供述を変え、容疑を認める供述をしているそうです。

「周りの雰囲気に流されて自分も殴ってしまった」と、暴行に加わったとする供述や、遺体を遺棄現場まで運んだことも認めたということです。

容疑者らの周りの知人らの証言【7/25更新】

「(黒瀬恵利華さんを)前から殺したいとずっと言っていた」

「(加害者少女と黒瀬恵利華さんが)ケンカするたびに”殺したい”と言っていた」

「(加害者少女は)うつ病と診断されたと言っていた。イライラしていたり、突然泣きだしたり、情緒不安定な様子だった」

「黒瀬恵利華さんが加害者少女に頼んで仕事を回して(客を紹介して)もらっていて、その礼としてお金を払わなければならないのに、黒瀬恵利華さんは払わずに逃げた。それに対して”筋が違うんじゃないか”と切れた。」

「瀬戸大平容疑者は”タクシー”と呼ばれ”瀬戸タクシー””アッシー”と言われていた。」

「容疑者7人のうち複数人がLINEのグループ(40数人が登録)に暴行状況をリアルタイムで書き込みしていた。」

「暴行の実況中継を見たグループ内の知人は”やっちゃれやっちゃれ””いけいけ”などと書き込み、暴行をあおっていた。」

「ぐずぐずにして殴る蹴るの暴行を加え、それでも物足りなくなったのか、耳の穴の中に根性焼きをしたら気絶してしまった。”どうする?”ってなって黒瀬恵利華さんを外に放置して1度車に戻った。その際にもLINEのグループには”やばいやばいどうしよう”という書き込みがされていた。」

「(呼び出し役をした少女2人の内の1人に)”何もするなよ。危なかったら帰れ”とLINEで送信したら、”この人(最初に自首した少女)たちやばいよ。帰りたい”と返信が来た。それに対し”何かあったら電話しろ”と返信を返したが、それに対する返信は来なかった。数日後に顔を合わせたが、事件当日に何があったのかを語らなかった。」

被害者遺族のコメント(母親)

「私たち家族は、大切な娘を突然このような形で失ってしまい、深い悲しみのふちに立たされており、この現実を受け止めることが全く出来ない状況に置かれています。」

「このような混乱の中で、事件についてはもちろん、娘を失ったこれからの生活についても何も考えることが出来ません。
今は娘との最後の時間を、家族で静かに過ごしたいと思います。」

その他、捜査により判明していること【殺人・死体遺棄】7/27更新

・最初に自首した少女による「1人での犯行」と事前に口裏合わせをしていた。
・現場には、事件に関係があるとみられる靴など18点の遺留品があった。
・車中の7人全員が、黒瀬恵利華さんの死亡を認識していた。
・遺体の損傷が激しく、遺体の身元の特定作業が難航している。
・加害者少女および黒瀬恵利華さんと直接会ったことのなかった少女2人が「遊びに行こう」と誘いだす”呼び出し役”をした。
・瀬戸大平容疑者と呼び出し役の少女2人が黒瀬恵利華さんと合流、黒瀬恵利華さんが車に乗ったのを確認後、近くに隠れていた残りの4人が車に乗車した。
犯行に使われた車の中から黒瀬恵利華さんの血液反応を検出。
→血液反応は出なかったと県警が訂正

車内には血液を拭き取ったような痕跡があり、少女らが犯行を隠蔽しようと車を洗浄したとみて、捜査本部は鑑定を急いでいる。
・遺体がほぼ白骨化するなど損傷が激しいため、DNA型の簡易鑑定では身元特定ができず。捜査本部はさらに詳細なDNA型鑑定を進めている。
・容疑者および黒瀬恵利華さんらと初対面だったと思われる少女2人のうち1人が、逮捕前に「暴行を止めたら自分が殴られそうだった」と知人に打ち明けていた。
・遺棄されたとみられる少女は病院に通っていたが、行方不明後に病院へ予約が入っていた。
・逮捕された少女らが黒瀬恵利華さんを生きているように見せかけるため、本人の名前で病院を予約した可能性があると見て捜査中
・容疑者の内の1人の少女が、親から育児放棄の虐待を受け、生活保護費を受給していた。
・共犯者のうち少女1人が、他の少年少女らが暴行を加える様子をスマートフォンで撮影していた。その少女自身は暴行を加えていないとみられる。
・夜中から明け方にかけて、数時間にわたり集団暴行を加えたとみられる。
・黒瀬恵利華さんの財布が見つからず。一部の容疑者の「事件に関係するものを川に捨てた」という供述から、現場から90km離れた川を捜索。
・捜査本部は容疑者らの供述に基づき、7月23日と25日に庄原市の川を捜索し、川土手で黒瀬さんのものとみられる泥にまみれたピンクのかばんを発見した。

事件前や逮捕直前の少女らの行動・生活実態など【7/23更新】

・自首後に一旦帰宅した少女(16)は、逮捕前の13日朝にバスを使用し逃走を図っていた。
・逃走に気付いた母親が車で追跡するとともに県警に連絡。県警により途中のバス停で少女は確保、任意同行した。
・瀬戸大平容疑者、自首した少女の交際相手、共犯者の少年1人、その少年の交際相手の少女1人の合計4人については、逮捕直前まで鳥取県米子市のマンションに潜伏していた。
・鳥取県米子市に潜伏していた少女には、母親も付き添っていた。知人に電話し「逃亡している娘に付き添い一緒に山陰地方にいるが、自首すべきかどうか迷っている」と相談。知人は「自首したほうが良い」と勧めたという。
・最初に自首した少女含む男女4人が共同生活していた広島市のマンションで、黒瀬恵利華さんも一時共同生活をしていた。

加害者少女と被害者少女の関係【7/21執筆】

加害者少女と黒瀬恵利華さんは広島市内にある高等専修学校の元同級生で、そこで知り合ったそうです。

加害者少女は既に中退していますが、黒瀬恵利華さんはその高等専修学校の現役高校生でした。

仲が良かったそうですが、周りの友人らへの取材から「2人は上辺だけの関係だった」と証言されています。

2人の少女は同じ接客サービスを行なっていて、その売上金の分配でトラブルになっていたという供述もあるそうです。

この接客サービスとは何か?性的サービス(風俗関係)であることは間違いないでしょう。

少女らが行なっていた接客業とは?【7/21執筆】

デリヘルなどは、当然ですが働く女性を探すことが1番重要になります。

そこで、働く意思のある女性を店の経営者に紹介すれば、その女性が働き続ける限り紹介した人物もかなりの金額を紹介料としてもらえることができます。

分配率とは、そのことではないか?と最初は思っていました。

が、「客の取り合い」「売上金の分配」「女子生徒ら数人と接客サービスを始める」などその他の様々な供述内容から、おそらく本格的に営業している店の従業員では無いのだろうなと思い始めました。

私が推測するに、少女らが独自に構成した「売春組織」で、例えば出会い系サイトなどから客集めを行い、少女らが性的行為と引き換えに報酬を受け取るというものではないかと思います。

ようするに一般的に「売春」「援助交際」「援交」「エンコー」と呼ばれることを、少女らが集まって集団で行なっていたのではないか、ということです。

暴力団関係者により組織化されたデリヘルなどであれば、店長というリーダーがいるため、従業員同士(今回で言えば少女同士)での客の取り合いや利益の分配率などでの争いは起きないと推測されます。

ただ、「独自に構成した売春組織」だとしても、それを取り仕切る大人(暴力団関係者またはチンピラ)が面倒見として関与している可能性も高いと思われます。

少女の犯行動機まとめ【広島呉事件】7/23更新

少女の犯行動機に関しては、情報源が確かなものから確かでないものまで情報が蔓延しています。全部ひっくるめてまとめていきたいと思いますが、中には誤っているものもあるかもしれません。

・LINEで悪口を言われ腹が立った
「殺してやる」と言ったら「殺しに来い」と言われたので殺した
・黒瀬恵利華さんがフリーマーケットでお金を払わなくて姿を消した
・金(数万円)を貸していて、その返済をめぐってのトラブル
・接客業の売上の分配率に関してのトラブル
・交際相手の奪い合い?
・加害者少女の元交際相手に黒瀬恵利華さんが近づいたため

おわりに

情報量が膨大になってきたため、このページで公開している情報および新たな情報を広島死体遺棄まとめにて1つ1つ整理してまとめています。

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