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山口連続放火殺人事件まとめ-周南市金峰地区

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最終更新■

【NEW!】12/27更新 最新情報【山口連続放火殺人事件】

・12/27速報!殺人と非現住建造物等放火の罪で起訴。

・12/20速報!年内に起訴される予定。

・12/20速報!鑑定留置の結果「刑事責任を問える」と判断。

・9/17速報!保見容疑者の鑑定留置が決定。

・9/16速報!保見容疑者を近く裁判所に鑑定留置を請求する方針。

・9/5速報!保見容疑者を石村文人さんと河村聡子さんへの殺人容疑で再逮捕。

・9/5速報!郷集落の住民はイジメを否定。「メディアは、よってたかって彼をいじめたと報道していますが、誰もいじめていませんよ。溶け込まなかった彼の弱さもありますし、被害妄想だと思う」

・8/3ページ内容を更新しました。男は村八分の被害にあっていた?(下へ)

弁護士の会見

8月26日、山田貴之弁護士および沖本浩弁護士の2人が、山口県周南市にある「徳山保健センター」で会見を開きました。以下、その会見での弁護人の発表内容です。

「少なくとも保見さん自身の認識では、自分について悪い噂が流されている、あるいは周りの人から監視されている、という意識を強く持っていました。」

『事件の日のことはすっぽり抜け落ちてしまっていて、真っ暗なんだ』ということを言っております。」

「(殺害した順番に関しては)最初に貞森さんの家に行った、次に山本さん、次に石村さん、最後に河村さんの家だという風に言っております。」

逮捕後の保見容疑者の様子・供述・流れなど

・取り調べに素直に応じている。
・5人の被害者全ての殺人事件に対して「私がやりました」とおおむね認める。
・顔や足などに複数の擦り傷・切り傷があるが、健康状態に異常はない。
・7/26の昼食は完食、7/26の夕食と7/27の朝食もほぼ完食。
・7/26の就寝時間も、特異なところは見られていない。
・7/27夕方、山口地裁で勾留手続きが行なわれた。
・7/31、保見容疑者の弁護人が山口市で記者会見。保見容疑者は被害者と遺族に対して「申し訳ない気持ちがある」と話している。また、逃走の際には自宅から睡眠薬とロープを持って出て、山中で自殺を図ったという。
・8/5、山口地検が山口簡裁に10日間の勾留延長を申請し、認められた。
・事件の動機について「集落でトラブルがあった」「犬のふんの処理について注意された」「犬を殺すために田んぼに農薬をまかれた」などとする”被害者への不満”を供述。また、「被害者5人全員に恨みがあった」「5人を同じ木の棒で殴って殺した」「悪口を言われた」などと供述。
・保見容疑者は殺害した順番に関して「貞森誠さんと喜代子さん夫婦、山本ミヤ子さん、石村文人さん、河村聡子さんの順番で家に侵入し、殺害した」と供述。
・8/15、貞盛さん夫婦に対する殺人と現住建造物等放火の容疑で再逮捕。
・8/17、上記の容疑で山口地検へ送検。
・貞森さん夫婦と山本さん殺害については関与を認めているが、石村さんと河村さん殺害については、「弁護士と相談してから話します」と認否を保留している。
・9/5、石村文人さんと河村聡子さんへの殺人容疑で再逮捕。
「なぜその日に事件が起きたのか全くわからない」などと、事件当日の記憶がほとんどなく、あいまいな供述が続いている。
・9/16、弁護人が精神鑑定を要請。近く裁判所に鑑定留置を請求する方針。
・9/17、鑑定留置を開始。
・12/20、鑑定留置が終わり、刑事責任を問えると判断される。

男を逮捕【7/26速報情報】

保見光成容疑者(63)を非現住建造物等放火罪・殺人罪で逮捕

保見光成容疑者

山口県警は7月26日の13時35分、山本さんに対する非現住建造物等放火罪・殺人罪で保見光成(ほみ こうせい)容疑者(63)を逮捕しました。13:42頃の速報です。

保見光成容疑者は容疑を認めており、捜査員による事情聴取にも特に抵抗することなく応じているということです。

また貞森さん夫婦ら他4人の殺害に関してもおおむね認めているようで、今後、事件の実態が解明されるまで時間はかからないのではないかと思われます。

身柄確保時の状況

県警は7月25日の午後3時ころ、保見光成容疑者の自宅から約200m離れた河村さん宅の近くに、保見容疑者の物とみられる携帯電話・シャツ・ズボンが放置されているのを発見。付近を重点的に捜索していました。

そして7月26日午前9時5分ころ、郷集落から北に約1kmほどの山中に、保見容疑者が座っているところを発見。健康状態は比較的良好だということでした。

保見容疑者はシャツとパンツのみの下着姿で靴も履いていませんでしたが、擦り傷はあるものの目立った怪我はなく、自力で歩ける状態だったそうです。

捜査員の問いに対し、「本人です」「死のうとしたが死にきれなかった」と言い、保見容疑者は自ら名字を名乗った上で、特に抵抗することなく任意同行に応じたといいます。凶器などは持っていませんでした。

捜査車両までは自力で歩いて山を下り、車両を乗り込む際には足の泥を落とし、一礼して乗り込んだといいます。

男の身柄は現在移送中とのことですが、健康状態の良しあしが判明しておりませんので、車中で病院へ向かうか周南署へ向かうか検討するということです

午前11時20分ころ、保見容疑者の身柄は周南署へ到着しました。

14:30ころの周南署による記者会見

記者「自供していると聞きましたが、事実は?」
県警「事実は認めています」

「動機は?」
「今後の捜査で、明らかにしていきます。」

「発見時の様子を詳しく教えていただけますか?」
「本日、170人態勢で探していました。そのうち1班が山道を捜索しておりましたところ、座っていた容疑者を発見。シャツとパンツ姿で、靴も履いておりませんでした。捜査員が”保見さんですか?”と質問したら”そうです”と。それで身柄を確保。周南署へ連行しました。」

「所持金は?」
「ありません。」

「凶器は?」
「ありません。」

「6日経ったんですが、どのような生活を?」
「全くわかりません。今後、本人から事実関係を聞きます。」

「他の4名の被害者に関してなんですが、供述は?」
「おおむね、認めています。」

「事件の証拠は?」
「それについては、お答えできません。」

「なぜですか?」
「今後、裁判で明らかにしていきますので。事実が固まったということで、ご了承ください。」

「他の4名に関しての事実も認めているんですよね?」
「おおむね、認めています。”他の人も私がやりました”と。詳しい内容については、まだ。」

「凶器はどうなもの?」
「凶器が何かも含め、今後、捜査ではっきりさせていきます。ただ、発見時には持っていませんでした。」

山口連続放火殺人事件の概要【7/27最終更新】

7月21日夜、山口県周南市金峰(みたけ)で民家2軒が全焼し、1軒から2人の遺体、もう1軒から1人の遺体が見つかりました。

2軒のうち1軒には貞森誠さん(71)と妻の喜代子さん(72)が2人で住んでおり、もう1軒には山本ミヤ子さん(79)が1人で住んでいました。

山口県警 周南署は、発見された遺体はこの3人の可能性があるとみて司法解剖をしましたが、司法解剖の結果、身元は特定できなかったそうです。

3人からは、頭部を鈍器で殴られたような外傷が見つかっており、即死状態だったといいます。
同署によると、頭部を殴られたことにより死亡し、その後に放火されたとのことです。

また7月22日には、近くにある別の民家2軒から新たに2人の遺体が見つかっています。

新たな2遺体は男性1人と女性1人で、同じ集落の別々の家から見つかりました。
2人は、自治会長や班長といった肩書きがあったそうです。

同署によると、2人の遺体の頭部や顔などには、鈍器で何度も殴られたような外傷があり、頭の骨が折れていたといいます。

遺体はそれぞれの家に住んでいた、河村聡子さん(73)と石村文人さん(80)と確認されたということです。

山口県警は捜査本部を設置。3人の遺体が見つかった事件と2人の遺体の関連を調べるとともに、火災現場で遺体で見つかった山本さんの住宅の隣に住む63歳の男が、2つの住宅に火をつけた疑いがあるとして、殺人と放火の疑いで男の自宅を捜索しました。

男の家からは「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」と、放火への関与をほのめかす内容が書かれた紙が見つかりました。(放火への関与を示すものではないとする意見も)

この紙は、室内から窓に貼られており、外から見える形(見せる形)となっていました。

県警は”同一犯による連続殺人事件”と断定、200人態勢で男の行方探していましたが、7月23日15時現在、人員を260人に増やし捜索を急いでいます。
※7/23人員をさらに400名へ増員
※7/26人員をさらに470名へ増員

7月25日には男の物とみられる携帯電話や衣服が山中から見つかっており、県警は翌26日朝から70人を集中投入し捜索したところ、山にいた男を発見。

身柄を確保し、男は特に抵抗することなく周南署へ任意同行されました。

そして7月26日の13時35分、県警は山本ミヤ子さんに対する非現住建造物等放火罪・殺人罪で保見光成容疑者(63)を逮捕しました。

山口連続放火殺人事件の主な流れ

・7月21日の午後9時前、貞森さんの自宅で火災が発生。近所の住民により119番通報。
・ほぼ同時刻(午後9時過ぎ)、約60m離れた山本さんの自宅も燃えていることが判明。
・同日午後10時ころ、山本さんと貞森さん夫婦とみられる遺体が焼け跡から見つかる。
・同日夜、警察が河村さんから聞き取り調査を行う。
・深夜~7月22日未明、河村さんと石村さんが自宅で殺害される?
・翌日7月22日の午前、前日に聞き取り調査が行われた河村さんが自宅で亡くなっているのを、親族が発見。
・また、石村さんも自宅で亡くなっているのを警察が発見。
・2人の検死の結果、頭部に損傷があり、鈍器のようなもので複数回殴られていたと思われる。
・県警は殺人事件と断定し捜査本部を設置、山本さんの隣に住む63歳の男の自宅を捜索するとともに、重要参考人として行方を探している。
・7月23日午後1時、男の自宅を捜索。同日夕方、捜査員を260名から400名に増員。
・7月24日から捜索範囲を広げる。
・7月25日午後3時ころ、山中から男の物とみられる携帯電話・シャツ・ズボンを発見。
・7月26日、捜査員470名に増員。山中で男を発見。身柄確保。
・7月26日午後1時35分、保見光成容疑者を非現住建造物等放火罪・殺人罪で逮捕。
・7月27日午前9時20分ころ、保見容疑者を山口地検に送検。

住民への取材から分かった放火事件当日の様子

「火災になった当日の午前11時半ぐらい、(男が)たまたま居たから”暑いのう、こんにちは”と言ったら向こうも答えてくれた。その際、特に変わったところは無かった。」

「(山本さん宅が)メラメラ燃えていた。本当に怖かった。凄く燃えていた。」

「貞森さんの家が真っ赤っかになっとった。」

「消防本部も色んなところがあったけど、上(貞森さん宅)を誰も消しに入らない。」

「下の山本さん家が燃えるほうにホースが引っ張ってあるから、車が下から上によう上がらんかった。」

金峰地区とは

山口県周南市金峰地区はJR徳山駅から北東に約16kmの位置の山間部にあります。
周囲は山に囲まれており、携帯電話の電波も入らないほどといいます。

金峰地区には小さな集落が複数あり、事件現場となった集落は郷(ごう)集落という名称の集落です。郷集落には寺や公民館があるほか、8世帯14人が暮らしていました。

過疎化が進み、ここ15年で人口が急激に減少。周辺には廃屋も目立ちます。
バス停があるもののその本数は少なく、鉄道はもちろんありません。車が無いと生活が難しいような集落といいます。

住民14人中10人が65歳以上の高齢者で、いわゆる”限界集落”といわれるような場所です。

住民が非常に少ないこともあり、住民同士は非常に仲が良く”家族みたいなもの”、ゲートボールなどをして遊んだりしていたようです。

日本の昔ながらの原風景が残る、自然豊かで物静かな集落です。

【山口県周南市金峰地区の画像写真】※赤い部分が金峰地区
山口県周南市金峰地区画像写真山口県周南市金峰地区のアップ画像写真

【山口県周南市金峰地区の地図】

張り紙の真意【7/24最終更新】

つけびして、煙り喜ぶ、田舎者(かつを)

「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 (かつを)」と書かれた張り紙がされていました。

この張り紙は、2年~3年約10年ほど前から張られていたそうです。

紙に書かれた言葉はどういう意味を表すのでしょうか?

放火をほのめかす説

まず、報道当初から各マスメディアが行なっていた報道によると、「放火をほのめかすもの」ということでした。

”つけびして”とは、”家に火をつけて”という意味。

”煙り喜ぶ”とは、”火をつけた家から煙が出ているのを見て喜ぶ”という意味。

”田舎者”とは、”自分自身”です。

心理学関係の専門家は、自分自身を”田舎者”と表現していることから、”男は劣等感を持っているのではないか”、ということも話していました。

確かに、放火事件が起きた直後にこの紙を見ると、大体の人は”放火をほのめかすもの”と思うでしょう。私もそう思っていました。

しかし男と付き合いのあった知人男性により、新たな証言が出て来ました。

住民に対するメッセージ

以下、容疑者と見られている男の、知人男性からの証言です。

「付け火っていうのは、この辺りの農業をする人は畑や田んぼの草を刈ると、後で燃やすという風習があるんです。すると煙が立ちますよね。それを見ながら、秋とか冬であれば寒くなるから、暖を取りながら談笑しながら燃やしている。男にとって煙がこっちにきておもしろくないな、そういうメッセージを送りたかったんじゃないかな。」

どうでしょう。

”つけびして”とは、”焚き火して”という意味。

”煙り喜ぶ”とは、”焚き火でのぼる煙を見ながら談笑している”という意味。

”田舎者”とは、”談笑している住民”です。

私はこれを聞いた時、”まさにこれだ”と思いました。

「自分に劣等感があり、自分を卑下して”田舎者”と書いている」と専門家が言っていましたが、何となくしっくりこないというか、私の中で引っかかる部分がありました。

が、知人男性からのこの証言は、まさにガッツリ当てはまりますよね。

男は、郷集落の住民から仲間はずれにされ嫌悪感のようなものを抱いていたでしょうし、さらに都会から郷集落(田舎)へ移り住んでいるので、住民を”田舎者”と表現することは理にかなっています。

真相は男しか知り得ないですが、私の個人的意見としては、上記の知人男性からの証言が最も当てはまっているかと思います。

さらに、ネット上では別の意見も見られました↓

ネット上での意見

”つけびして”とは、”悪い噂を流す”という意味。

”煙り喜ぶ”とは、”悪口で盛り上がったり、笑い者にする”という意味。

”田舎者”とは、”郷集落の住民”です。

確かに、これも考えられますね。

容疑者とみられる男とは【7/25最終更新】

男の年齢は63歳、現場となった山口県周南市金峰地区・郷集落の出身でしたが、集落を出て神奈川県川崎市で仕事をして暮らしていました。

約19年ほど前から郷集落の実家へ戻り、両親とともに暮らしていたようですが、数年前までに両親は他界し1人暮らしとなっていたようです。

両親が他界してからは、周囲の住民との交流はほとんど無かったといいます。

自治会にも入らず住民が挨拶をしてもほとんど無視に近い状態、市の広報も回覧も受け取らず近所付き合いは一切なかった、と近隣住民が証言しています。

さらに、男が犬の散歩をしている際に犬が道路脇にフンをしたため、貞森さんが「フンを持っていけ」と注意すると、男は怒って「血が見たいのか!?」と言っていたという証言や、「薬を飲んでいるからあれしても(=殺人?)刑には服さん」と言っていたという証言もあります。

ただし男と交流のあったという知人による証言では、「優しい人だった」「郷集落の住民と仲良くしたいと悩んでいた」というような証言もあり、男を非難する住民(郷集落の住民)と、男を擁護する住民(近くの集落の住民)とで証言に食い違いがみられています。

男は精神安定剤を服用していたということから、郷集落の住民による様々な嫌がらせ・村八分によるものか?(後述)という疑惑が浮上しています。

自宅の様子としては、玄関前に様々なオブジェが置かれ、2台の車を所有(ナンバーは共に「1001」)、防犯カメラが設置され、飼い犬を2匹飼っていました。

犯人とみられる男の生い立ち

・1949年、山口県周南市金峰地区で生まれる。
・1965年前後、学校を卒業し15歳で上京。神奈川県川崎市で左官職人として働く。
・1994年前後、両親の介護のため周南市金峰の郷集落に戻る。
・2000年代後半、母親が亡くなり父親と暮らしていたが、父親も死去、1人暮らしに。
・2011年元日、山口県周南署を訪ね「つらい立場にある 村で孤立している」と相談

集落の住民や男と付き合いのあった人からの話

「肩幅もありガッチリとした体型」

「つかみどころがない」

「罵声や暴言を浴びせられた。」

「回覧板を”ゴミになる”と拒絶された。」

「みんな仲良しの集落なのに1人だけ浮いた存在」

「自宅に防犯カメラを付け、時々、大声で叫ぶこともあった。」

”近所の神社の掃除をしよう”と言っても”私はやらん”などと拒む。」

「地元の学校を卒業後、1人で神奈川県に左官職人として移り住んだ。」

「荒れた田にヤマザクラを植える取り組みが行なわれていたが参加することはなかった。」

「犬が寄ってきたから”わっ”と手を上げたら”犬をたたくのか。叩き殺す気か”と怒った。」

「山本さんとは、仲が良い方じゃなかったと思うよ。暴言も吐いてたね。”バカもの”とか”殺してやる”とか。」

「井戸端会議に割り込んできて、”俺は薬を飲んでいるのだから、10人や20人殺したって罪にならない”と脅された。」

「両親が亡くなって1人で生活するようになってからは、引きこもりがちになって、その辺りから理解し難い言動が目立ってきた。」

「365日誰とも会わないというか、声をかける人もいないし、こちらからも話をかけないから、ストレスもたまって飼い犬だけに話をしていた。」

「挨拶何もしませんからね。我々は頭下げますけど。知らん顔ですよ。挨拶しても知らん顔。お父さんが亡くなってから変になっていったんだと思う。(男は)変わっとる。何話聞いても返事しないわけですから。」

「川崎(神奈川県)の方でタイル職人をしていて、15年ぐらい前に帰ってきて、自分で家を建てたということでテレビに出たんですよ。」

「いい人だったんですよ。何年か前まではね。それが、だんだんゆがんできたんですよ。」

男と付き合いのあった人

「いや、そんなこと(他の住民の証言のような)ないよ、優しい人だよ。」

「親思いで献身的に介護をしていて、優しい性格だった。」

「捨て犬を引き取ったりという側面も持っていた。」

「神奈川県から郷集落に戻った際、村おこしをしようと率先して働きかけたけど、周りは高齢者ばかりで理解が得られなかった。」

「明るい性格です。私たちとは和気あいあいとしていた。ちょっかい出す者には”おい、お前やめろや”と言って、結構優しい男だったんですよ。すごく優しい男だったんだがなぁ。」

男と20年来の付き合いがある男性

「両親が生きてる時は隣近所との付き合いも上手くいってたんだと思う。ただ1人になってから、隣近所の人(郷集落の住民)とちょっと上手くいってないんだと聞いたことがある。」

「外(都会)に出ているとそういう(田舎での)付き合いがなかったんじゃないかと思う。どうやって仲良くしたらいいのか本人が迷っていたのではないか。」

「自分で人をもてなすためのカウンターバーを家の中に作って、”(住民の)みんなを接待したい”と言っていた。(作業を押し付けられていた件に関しては)若い分、少し年配の方より作業が多くなるということがあったかもしれませんね。」

男に犬を引き渡した方

”この犬の目は僕の父によく似ているから僕に飼わせてもらえないか”と話しに来られたんですよ。物静かな方で、とても真面目な方という印象を持ちましたね。悪い印象は全然なかったです。」

”まるで親父のようだ(犬が)”と言い、父親の生まれ変わりのように可愛がっていた。」

「犬を引き渡した後、定期的に犬の元気な姿の写真を送ってきたりしてくれて、とても優しく、犬も大切に育ててくれているようだった。」

「ちょっと大柄で、とっちかというと言葉少ない感じ。とにかく礼儀正しい方。すごく優しい。」

男の姉の話

「親の面倒をみるからと言って帰ってきた。父親の具合が一時悪かったが、弟が帰ってきてから具合が良くなって死ぬまで一緒にいた。(両親が)死んでから7~8年になる。」

「おとなしい性格。やぁやぁ言ったりもせんし。怒りっぽかったところも、私らにはなかった。やぁやぁ言ってケンカするほど文句もとおりゃせんし。」

「(最後に弟と会ったのは)先月のはじめ。6月の3日とか4日とか。変わった様子は無かった。」

「気が小さいというか、口数は少ない性格。早く見つかればいい。」

■■■要注意点■■■

男と付き合いのあった人とは?
20年来の付き合いがある男性とは?
結局、男は”孤立していた”と言っているが、8世帯14人の中には仲良くしている人もいたの?

こういった疑問が生まれるかと思いますが、7/24のマスコミによる取材から、”男と付き合いのあった仲の良い人は、郷集落とは別の集落で、郷集落から少し山を下りたところにある集落の住民”だということが分かっています。

つまり、郷集落の8世帯14人の中で、男は完全に孤立していた可能性が高いと思われます。

専門家による分析

少人数の人々の中で被害的な思い込みが重なって、それが強い憎しみへと発展していったのではないか。

殺害後に火を付けるという行為は、殴った上にさらに攻撃を加えるという、非常に強い攻撃性を見ることができる。

非常に強い恨み、それに伴うサディスティックな凶暴性を感じる。

火災で騒ぎが起こり始めた段階で第2・第3の犯行を行なうということ自体に「俺様の手並みを見ろ」とでも言いたげな自己愛的な興奮が見て取れ、スリルを楽しむ大胆なところがある。

不審な張り紙や様々な置物に関して

「田舎者」と自分自身のことを卑下するような書き方がされている。

自分にレッテルを張ってわざわざ外に見えるように張り出し、外に向かっては非常に自分の強い姿勢を誇示しながらも、自分の中では強い劣等感を持っていたのではないか。

誇示するものをごちゃごちゃ自分の周りに積み重ねて、周りに対して威圧感を与える。

置いてあるものを見ると、自分自身のことを誇示したい、そういう心理状態が見て取れる。

津山事件の再来か?【大量殺人事件】

津山事件(津山三十人殺しとも言われる)とは、1938年に、現在の岡山県津山市にあった全23戸の村の集落で発生した大量殺人事件です。犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともいいます。

わずか2時間ほどで30人もの村民が死亡し、死者数がオウム真理教事件(死者27名)をも上回る日本の犯罪史上前代未聞の殺戮事件(さつりくじけん)です。

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津山事件に関しての詳細は、私も持っていますが書籍化されています。

左記の「津山三十人殺し」では、まず本の前半部分に事件概要から検死報告書、関係者の証言、現場の村の見取り図など、事実に基づいて淡々と書かれています。

また本の後半では、時系列で犯人の生い立ち~犯行時の様子までを詳細に書き綴られています。

津山事件との共通点

都井睦雄は友人が皆無に等しく、自宅の屋根裏に部屋を作ってほとんど外出しなかったという、現代で言う「ひきこもり」でした。

人付き合いをほとんどせず、「周りの村民が自分のことを悪く言っている」というような被害妄想を募らせたことが、津山事件の犯行動機だったと見られています。

今回の連続放火・殺人事件の容疑者とみられている男も、集落の中でほとんど人付き合いをしていませんでした。

少人数で暮らす集落の中で、様々な被害妄想が膨らみ、それが段々と強い憎しみに発展していったのではないでしょうか。(本当に被害を受けていた可能性もあり)

犯行内容の大胆さからも、共通する人物像が連想されます。

男の犯行動機(7/25管理人予想)

まず初めに、これから記載する”男の犯行動機”は、私の独断と偏見によるものです。

男を擁護するわけではありませんし、悲しみに打ちひしがれ今もなお不安な毎日を過ごしてらっしゃる郷集落住民の方を非難するわけでもありません。

ただ、場合により、読んだ方を不快な気分にさせてしまう可能性がありますことを、はじめにお詫び申し上げます。

男は村八分の被害にあっていた?

様々な報道を見て来ましたが、私はどうしても”集落の住民が故意に男を仲間はずれにしていた”としか思えません。

その根拠は以下の通りです。

・都会から急に戻り、良い家を建て、犬を飼い、オシャレな生活を始めた。→老人が反感?
・都会から戻った際、町おこしを積極的に働きかけたが認められず。→浮いた存在?
・集落で一番若いからと言う理由で草刈りを全部一人でやらされていた。
(草刈り機購入費用・燃料費は全部容疑者負担。報酬も無し)
→郷集落のパシリ?

草刈り機を住民に燃やされ、男は抗議。しかし軽くあしらわれる。
・住民が田んぼに農薬を撒いた際、風向きによって男性の家に農薬が大量にかかっていた。
人間はほぼ無害でも、犬にとっては死亡する可能性も。→住民の故意による嫌がらせ?

・過去、郷集落の住民により鋭利な物で刺されている。
・男は精神安定剤を服用していた。→住民による嫌がらせで精神を病んだ?
・知人らの証言から、男は”住民と仲良くしたい”という悩みがあったとみられる。
・警察へ「悪口を言われており、自分は辛い立場にある。村の中で孤立している」と相談。
・取材に応じた郷集落の住民らの、男への非難証言は誇張表現をしているようにしか見えない。
また、悪意が感じられる。

・男の自宅からは、郷集落住民に対する不平不満を綴った張り紙が複数見つかっている。
・犯人逮捕後、住民は「なんで生きて捕まえた」と言う。→証言されると困ることがある?

以上ですが、現時点(7/25)で最も気になるのは、”郷集落の住民により鋭利な物で刺されている”という件です。

これは刑事事件にも発展しており、男は「被害者」でした。

またその際に男は一方的にやられただけで、暴行するなどやり返していません。そのことからも、近隣住民による”男の凶暴性”に関する証言も、信用性があまりありません。

住民が証言している内容ほど男が怒りっぽいのであれば、刺されておいて黙っているでしょうか

また、男を非難するような内容を証言している住民には一定の特徴が見られ、”人づてに聞いた””◯◯さんが言っていた””◯◯さんから聞いた”など、人から聞いたとする内容が非常に多いのです。(自ら男の不自然な言動現場を目撃・体験したという証言もあります)

非常に狭いコミュニティですから、例えば1人の住民が男のことを悪く言えば、たった1人の証言だったとしても、それが嘘であれ真実であれ誇張されたものであれ、”事実”として拡散していったのではないでしょうか。

男の知人とされる方からの証言と、郷集落の住民の方の証言には、食い違いも見られます。

郷集落の住民たちは「自治会にも入らない。人付き合いしない」などと証言していますが、男も昔は自治会に入っていたそうです。

ただし、草刈などの雑用を全部一人でやらされていたというパシリ的扱いや、農機具が燃やされるなどの完全な嫌がらせ(もやは犯罪)をされたりといった過去も明らかになってきましたが、そんなことされたら誰でも自治会を抜けたくなると思いますし、人付き合いなんかしたくなくなりますよね。

また、”自治会を抜ける”という件に関しては、住民により追い出されたという情報もあります。(情報源は確かではありません)

私には、郷集落で70年も80年も暮らしてきた強烈な仲間意識のある集団のもとに、ヒョッと入ってきた男が差別を受け、イジメられ、結果的に村八分にあっていたとしか思えないのです。

7/27追記情報

集落の住民
「ちょっと酒を飲んだ席のことですからね、ちょっと(鋭利な物が)当たったくらいじゃないですか?仲が悪いというのはどこでもありますよ。気が合う合わないというのは誰でもあるじゃないですか。だから…まぁ、些細なことでしょうね。」

→ちょっと酒を飲んだ席では、鋭利な物がちょっと当たってしまうことがあり、それで怪我を負わせられることがある?いくら田舎にはその田舎特有のルールがあったとしても、この言い分は無理やりすぎる気がしないでもないですね。

保見容疑者の友人
「田んぼのあぜ道を刈るのに機械を使って、油代も全部保見さん持ちで出させて。本人があぜ(道)に機械を忘れて帰ったら、次の日に草と一緒に(住民が)焼いてしまった。後日、(住民は)”あれ、あなたの物だったの?”っていう感じで、いじめというか色んなことがあったみたいです。」

→草刈りを保見容疑者に押し付けておいて、「あれ、あなたの物だったの?」というのもちょっと・・・。また、「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」の真意に関する予想も濃厚になってきました。(上にスクロールします)

郷集落の住民たちによる村八分・嫌がらせ行為は、私個人の見解だけでなく、客観的に見ても濃厚な説になってきたように思います。

7/28~8/3追記情報

金峰地区の住民(郷集落かは不明)
「(石村さんが保見さんに対して)”横着言うな”って物投げたか何かで(保見さんが)ケガしたというようなことを言っていた。そういうことやら何やら積み重なって”くそ自分ばっかし、後から帰ってきたけぇと思って”というのが頭の中にあったでしょうね。」
「彼(保見容疑者)は集落に来た当時、“何か村おこしをしたい”と熱心に提案しとったんじゃが、“都会崩れが何言っとるんや”と多くの住民に反対されてしまってね。そこからちょっと疎まれるというか、“いじめ”みたいなことが起こり始めたんですわ…」
“都会から来たんじゃから、金も持っとろう。みんなのために草刈り機買って、草でも刈れ”言うてな。無理矢理やらせとった」

→石村さんの件は鋭利な物で刺された事件とは別と思われます。刑事事件にはなっていないと思われますが、この件もケガをしたそうなので立派な傷害事件です。パシリ的扱いの他、こういう暴行行為が日常的に行われていた可能性もありますね。またその他にも、保見容疑者へのイジメがどんどん明るみになってきました。

保見容疑者の親族
「罪は罪であれですけど、とにかく、あらいざらい…ぶっちゃけてほしいですよね」

”あらいざらい”とは?この親族は、保見容疑者が村八分にあっていたことを知っていたのかもしれませんね。ちょっと含みのあるコメントです。

保見容疑者を知る人【神奈川県川崎市】
「タイル屋さんだったんだけど、いいやつなんだ。神経質。仕事も相当うまかったらしい。」
「6~7年付き合ったけど、女遊びも、無駄遣いもしなかった。金はかなりためてたみたい。仕事の腕も良かった」
「親の介護のために帰郷するぐらいだから、悪いやつじゃない。こっちにいるときも、いじめられた仲間をかばったり、正義感のあるやつだった。ただ、思い通りにいかないとヘソを曲げることもあった」
「妙なこだわりがある男でね。昼夜問わずサングラスを掛けっぱなしにしていた。もともとはっきりモノを言うタイプだったけれど、酒が入ると理屈っぽくなる。そのせいか、酒の席でケンカになることがよくあった」

→神奈川県川崎市で付き合いのあった男性、また保見容疑者と同僚だったという男性などからの証言です。良い人だという意見がある一方、”酒が入ると理屈っぽくなる。そのせいか、酒の席でケンカになることがよくあった”という証言もありますね。

部屋を貸していた大家【神奈川県川崎市】
「今まで住んでいたアパートで喧嘩して大家さんに追い出されて、今晩泊まるところがないと言ってきた。何件も回ったんだけど、どこも断られた、と。」

→詳しく語られていないので何とも言えませんが、喧嘩っ早い部分が少なからずあったのかも?

鋭利な物で刺されたという件以外にも、新たな暴行行為が浮上しました。一方で、川崎市の方々の証言等から、現時点では保見容疑者にも何かしらの非があった可能性も全否定はできないですね。(村八分に関して)住民が悪い・保見容疑者が悪い、などというよりも、昔から郷集落全体に根付くもっと奥深い問題があるように思えてきました。ただ、少なくとも2度に渡りケガを負わされているということは、今後の捜査でもっともっと色んな暴行行為が判明してくるのではないか、と思っています。

村八分による精神崩壊?(7/25執筆)

人間は、長期間にわたり1人になると狂います
また執拗な嫌がらせを受ければ、間違いなく精神は歪み、実際には受けていない被害も妄想として膨らみ、憎悪が膨れ上がり精神は崩壊します。

男の自宅からは、郷集落住民に対する不平不満を綴った張り紙も複数見つかっているということです。

男は、住民による仲間はずれにより、この何十年間の間で少しずつ少しずつ精神がむしばまれていったのではないでしょうか。

もちろん犯罪は正当化されませんし男が犯した罪はとてつもなく重大ですが、起こるべくして起きたと言える部分も少なからずあるのではないでしょうか。

私が思うに、男は逮捕されることにも死ぬことにも恐怖心は抱いていないと思います。

そのため、遠くに逃亡することは考えられず、山の中に潜伏しているか既に自殺しているかのどちらかだと思っています。洞窟などが怪しいのではないでしょうか。

もしも計画的犯行なのであれば、長い時間をかけて山の中に簡易地下シェルターなどの簡単な隠れ場所のようなものを作っている可能性もあるのでは?と個人的には考えています。

ここに書いた「男の動機」は私個人の素人による考えなので、1ミリたりとも当たっていないかもしれません。

真相は、男にしかわかりません。

郷集落で何があったのか?どういう環境だったのか?
警察には、その実態を解明してもらいたいと思っています。

そのためにも、また更なる被害者・死者を出さないためにも、男は自殺なんかせず、一刻も早く身柄が確保されることを願います。

その他、取材や捜査による情報【8/1最終更新】

・自宅玄関にはサンダルが脱ぎ捨てられていた
・家に車が2台残されており、男は徒歩で移動しているとみられる。
・集落にある公民館を避難所として、住民が一時的に避難している。
・「やっぱり自宅が落ち着く」という方は、自宅に帰宅。住民の家の周りも、警察により警護されている。
・男は2年前の元旦(2011年1月1日)に、山口県警 周南署の生活安全課を訪れ、「悪口を言われており、自分は辛い立場にある。村の中で孤立している」などと相談。その日、相談したことで「すっきりしました」と話し、帰った。
・山の周りには検問を張り、空港や駅などの公共交通機関にも捜査員を派遣している。
・もしもの事態に備えて警察官が24時間態勢で避難所や住民の自宅を警護。
・男は、自身で所有する携帯電話を持ち出している可能性が高い。
・男が飼っていた犬は、市の職員により保護され、動物愛護団体へ引き渡された。
犬の健康状態は良好。

・7月26日午前9時6分、保見容疑者が飼っていた犬が心臓発作で死亡。 (保見容疑者身柄確保後の1分後)
・保見容疑者逮捕後、県警は220人態勢で山中の遺留品を捜索中
・保見容疑者を名乗る人物から、7/23(火)に市役所へ「税金を滞納しているから払いたい」となど電話があった。職員が住所や生年月日を訪ねたところ、正確に答えたという。
・7月29日速報。山中から凶器とみられる木の棒を発見。近くで錠剤が入っていたと思われる空袋も発見。

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コメント

  1. sage

    ターゲット以外をあえて狙わなかった良心的な正当防衛でした。
    正当防衛
    期待可能性
    心神喪失、心神耗弱等
    全てのファクター駆使して不起訴まで持ち込んで欲しい案件だわ。
    かつおが受けた被害の証拠が残ってるなら不起訴でも甘い(元加害者(現被害者)に甘い)判断だと思う。

  2. sano

    村八分の原因は両親の葬儀を家族葬でしたことではありませんか。

  3. sano

    彼の里帰りは新聞にものりました、それが妬みの一因ですが。本当は葬式を家族葬にして村人の反感を買いました。

  4. sano

    田舎で暮らすことを夢見る人よ、冠婚葬祭時は部落の掟をまもりましょう。

  5. sss

    村八分の原因は両親の葬儀を家族葬でしたことではありませんか。
    田舎で暮らすことを夢見る人よ、冠婚葬祭時は部落の掟をまもりましょう。
    彼の里帰りは新聞にものりました、それが妬みの一因ですが。本当は葬式を家族葬にして村人の反感を買いました。

    ????
    これがリアル田舎者の意見か・・・
    これだけの凶悪事件なのに加害者に同情してしまい、被害者をうす気味悪く感じる事件もそう無いな・・

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