榛名女子学園について
榛名女子学園は群馬県北群馬郡にあり、初等・中等・特別少年院の全てが併設された女子少年院です。
14歳以上20歳未満の女子を収容する少年院ですが、長期処遇専門となっており比較的年長の少女が多いです。主に、関東・甲信越・静岡地方の家庭裁判所から少年院送致を言い渡された者を収容します。
名称 | 榛名女子学園(女子少年院) |
---|---|
種別 | 初等少年院、中等少年院、特別少年院 |
収容区分 |
【長期処遇】
生活訓練課程 職業能力開発課程 教科教育課程 特殊教育課程 ※詳細は少年院の分類処遇課程を参考。 |
住所 | 〒370-3503 群馬県北群馬郡榛東村新井1027−1 |
電話番号 | TEL:0279-54-3232 FAX:0279-54-3253 |
アクセス | JR高崎駅より車で約40分 前橋インターより車で約20分 |
備考 | 建物内部は淡いパステルトーンの色調で統一されており、棚や格子なども丸みを帯びたデザインで比較的落ち着きのある建物空間。 収容者は覚醒剤などの薬物関連の非行歴で入院した者が多く、院内での生活では自発性を重要視する方針。 |
収容定員 | 約130名 |
掲示板 | 榛名女子学園 | 少年院掲示板 |
アクセスマップ
教育活動の詳細
標準収容期間 | 長期処遇:約10ヶ月 |
---|---|
生活指導 | 個別面接、カウンセリング、自分史の作成、内観、ロールレタリング、特別面会、箱庭療法、集団討議、問題性別指導、役割活動、心理劇、社会適応訓練、進路指導 |
教科教育 | 中学生教育(義務教育)、補習教育など |
職業補導 | OA科、手芸科、園芸科、農芸科、生活科、炊事科 |
取得可能な資格 | ワープロ検定、小売り販売士、介護福祉士、漢字検定、珠算検定など |
特別活動 | 箱庭療法、特別面会、エアロビクス、クラブ活動(なぎなた・茶道・書道・編み物)など |
主な行事 | 盆踊り大会、運動会、合唱大会、成人式、水泳大会、エアロビクス大会など |
榛名女子学園の歴史
昭和27年5月 | 昭和27年法律第128号法務府設置法の一部改正により「榛名女子学園」として発足 |
---|---|
昭和52年6月 | 長期処遇対象者のうち、生活指導課程・教科教育課程・特殊教育課程の少女を収容 |
平成3年10月 | 全体改築工事着工 |
平成5年9月 | 長期処遇の改編により、生活指導課程が生活訓練課程と職業能力開発課程となる |
平成12年1月 | 改築工事完了 |
榛名女子学園に関連した作品・事件
少女は、闇を抜けて ― 女子少年院・榛名女子学園
20年以上にわたり10代の少女たちを取材し続けてきた家田荘子さんが、2011年、榛名女子学園に1年間の密着取材を行なって出版した本です。
売春、援助交際、クスリ、DV、集団リンチ、ゆすり、万引き、いじめ、家出、出産、自殺未遂、リストカット、摂食障害、引きこもり、不登校…。
少女たちはなぜ非行を犯すのか?
非行少女は少年院に入院することで更生できているのか?
榛名女子学園に収容されている少女たちへのインタビューや法務教官への取材、非行少女の全容が明らかにされます。
2004年12月 榛名女子学園に収容中の少女が自殺【死亡事件】
12月4日午後4時ころ、榛名女子学園に収容中の10代の少女が部屋に備え付けの洋服ダンスの棒にタオルを掛け首をつっているのを、同学園の職員が巡回中に発見。少女は病院に運ばれたものの、およそ9時間後に死亡が確認された。
少女は数日前に収容され、個室で生活していた。同学園によると、自殺した当日の午前中に少女が「体調が悪い」と訴えたが、昼食も普段通りに食べるなど、特に変わった様子はなかったという。遺書は見つかっていない。
私が、居たときは、まだ、綺麗じやなかつた。
私が、居たときは、 さゆり、やよい、みどりのへやでした。作業の時間は、解体の手伝いでした。
私は、15才20 才まで、いました。
むつみ、さつき、やよい
だった
ちなみに私はやよいだったよー
今後、コメントは原則として掲示板にてよろしくお願い致します。
榛名女子学園 | 少年院掲示板