盛岡少年院について
盛岡少年院は岩手県盛岡市にあり、初等・中等少年院が併設されています。
「世の人のために涙する人たるべき」道標として、宮澤賢治さん設計の花壇「涙ぐんだ眼(Tearful Eye)」が盛岡少年院のシンボルとして造られています。
名称 | 盛岡少年院 |
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種別 | 初等少年院、中等少年院 |
収容区分 |
【長期処遇】
生活訓練課程 職業能力開発課程 教科教育課程 ※詳細は少年院の分類処遇課程を参考。 |
住所 | 〒020-0121 岩手県盛岡市月が丘2丁目15-1 |
電話番号 | TEL:019-647-2107 FAX:019-648-1011 |
アクセス | 青山駅から約1.7km(徒歩約30分) 東北自動車道盛岡インター出口から約4.1km(車で約13分) |
掲示板 | 盛岡少年院 | 少年院掲示板 |
アクセスマップ
教育活動の詳細
標準収容期間 | 長期処遇:約10.5ヶ月 |
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生活指導 | オリエンテーション、行動訓練、課題作文、職業適性検査、社会適応訓練など |
教科教育 | 中学校教育(義務教育)、CAI(コンピュータ)学習など |
職業補導 | 溶接科、版画印刷科、裂織染色科、土木建築科、農園芸科 |
資格取得 | アーク溶接基本級・専門級、危険物取扱者(乙種4類・丙種)、特別教育(小型車両系建設機械、玉掛け、小型移動式クレーン、フォークリフトなど)、コンピュータ・サービス技能評価試験(2級・3級ワープロ技士) |
特別活動 | 文化クラブ(音楽)、体育(スキー)、院外奉仕作業など |
主な行事 | 成人式、卒業式、運動会、盆踊り大会、賢治祭 |
1日の生活
7:00 | 起床・洗面・清掃 |
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7:30 | 朝食 |
8:50 | 朝礼 教育活動(実習・教科・体育など) |
12:00 | 昼食・休憩 |
13:00 | 教育活動(実習・教科・体育など) |
17:00 | 夕食・休憩 |
18:00 | 学習・集会・日記記入など |
20:00 | テレビ視聴 |
21:00 | 就寝 |
盛岡少年院の歴史
昭和24年5月 | 特別少年院として盛岡少年刑務所に付設 |
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昭和28年3月 | 現在地に特別少年院・医療少年院として新設 |
昭和52年4月 | 初等少年院・中等少年院に種別変更 |
平成元年3月 | 改築工事着工 |
平成4年12月 | 改築工事完了 |
平成5年9月 | 教育課程の改編により、職業能力開発課程・教科教育課程・生活訓練課程となる |
盛岡少年院に関連した事件
2006年12月 盛岡少年院に収容中の少年が一時逃走【脱走事件】
12月24日午前10時40分ころ、盛岡少年院に入院していた少年(16)が脱走した。
盛岡西署などが行方を探したところ、約2時間20分後、盛岡市前九年の住宅敷地内にある物置小屋に座っていた少年を同署員が見つけ身柄を確保した。
同少年院によると、少年は体育館での授業が終わり寮舎へ戻る際、履いていたスリッパを脱ぎ中庭にある2箇所のフェンスを素手でよじ登って逃走。少年はその際に有刺鉄線で右手の薬指に軽傷を負った。
少年は確保された際、少年院支給の白いトレーナーではなく、青と白色のパーカーを着ていた。
同署の調べによると「逃げる途中で中学生と交換した」と供述しているという。
少年は逃走の約1ヶ月前に窃盗や傷害などの非行事実で盛岡少年院に送致されたが、周囲には「少年院でやっていく自身がない。生活できない」などと話していた。
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