広島少年院について
広島少年院は広島県東広島市にあり、初等・中等少年院が併設された少年院です。
隣には貴船原少女苑(女子少年院)が隣接されています。
広島少年院は別名、広島トレーニングスクール(手紙を書く際などの表向きの名称)または光路技能訓練所(職業訓練所としての名称)とも呼ばれます。
少年院では全国的にそれなりに厳しい体育が実施されていますが、広島少年院の体育は特に厳しいと有名です。また、2005年4月~2007年3月までの2年間に渡り首席専門官を務めていた向井義(むかい ただし)被告による暴力事件でも有名です。
名称 | 広島少年院 別名:広島トレーニングスクール 光路技能訓練所 |
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種別 | 初等少年院、中等少年院 |
収容区分 |
【長期処遇】
生活訓練課程(G1/G2/G3) 職業能力開発課程(V2) 教科教育課程(E1) ※詳細は少年院の分類処遇課程を参考。 |
住所 | 〒739-0151 広島県東広島市八本松町原11174−31 |
電話番号 | TEL:082-429-0821 |
アクセス | 西条I.Cから約8.5km(車で約23分) 西条駅から約7.1km |
掲示板 | 広島少年院 | 少年院掲示板 |
アクセスマップ
教育活動の詳細
標準収容期間 | 長期処遇:約11ヶ月 |
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生活指導 | 内観、集団行動訓練、役割活動、進路指導、問題群別指導、ロールレタリング、ロールプレイング、社会適応訓練など |
教科教育 | 中学校教育(義務教育)、漢字検定、算数検定、交通検定、補習教育、通信教育 |
職業補導 | 溶接科、土木建築科、情報処理科、農耕科、縫工科、炊事科 |
資格取得 | アーク溶接(基本級・専門級)、半自動溶接(基本級・専門級)、土木建築関係小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用および掘削用)運転特別教育、フォークリフト運転業務特別教育(1t未満)、コンピュータサービス技能評価試験(ワープロ2~3級・表計算2~3級)、ITパスポート試験、危険物取扱者試験(乙種4類・丙種)、高校卒業程度認定試験(高認試験)、日本漢字能力検定試験、全国珠算教育連盟検定試験、日本語検定 |
特別活動 | 社会奉仕活動、社会見学、就労支援、各種行事など |
主な行事 | 観桜会、剣道大会、プール開き、原爆犠牲者追悼法要、水泳大会、運動会、収穫祭、クリスマス会、成人式、開院記念日、卒業証書授与式 |
1日の生活
6:45 | 起床・清掃 |
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7:35 | 朝食 |
9:15 | 朝礼 |
9:20 | 職業補導実習・教科学習・進路指導・問題群別指導など |
12:00 | 昼食・休憩 |
13:10 | 昼礼 |
13:15 | 職業補導実習・教科学習・情操教育・集会・体育・入浴(指定日) |
16:50 | 夕食・自学習 |
18:00 | 学習 |
19:00 | 内省・日記記入 |
20:00 | テレビ視聴 |
21:00 | 就寝 |
広島少年院の歴史
昭和16年 | 広島市宇品町に設置(全国で5番目) |
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昭和20年 | 現在地に移転 |
昭和24年 | 現行少年法、少年院法施工 |
昭和48年 | 全面改築工事開始 |
昭和51年 | 全面改築工事終了 |
昭和52年 | 「少年院の運営について」通達により長期処遇を実施する少年院となる |
平成5年 | 長期処遇改善施策により職業能力開発課程(初等・中等)、教科教育課程(初等)、生活訓練課程(初等)を設置 |
平成11年 | 生活訓練課程(中等)を設置 |
広島少年院に関連した事件
2008年8月 広島少年院の収容少年が一時逃走【脱走事件】
8月28日午後4時20分ころ、広島少年院で収容されていた少年(16)が脱走した。
少年は他の収容少年ら約20人と一緒に敷地内で除草作業をしていたが、同日午後4時ころ、職員が作業終了時の点呼をしたところ、少年がいなかった。
同院の職員らおよび県警東広島署員と機動捜査隊員約30人で周囲を捜索、約5時間後に1kmほど離れたゴルフ場で発見、身柄を拘束された。
少年は、フェンスを乗り越えて逃走したという。
2009年8月 広島少年院の元首席専門官を起訴【暴力事件】
広島少年院で首席専門官を務めていた向井義(むかい ただし)被告は、2005年9月16日の夕方ころ、体育館で収容少年(16)の首にシーツを巻いて絞め付け遺書を書くよう指示したところ、少年に拒まれたため2種類の洗剤を混ぜて発生させた塩素系ガス入りの袋を顔に近づけ「これを吸ったら死ねるぞ」などと言った。
その際、教官7人前後に手助けをさせており、手助けした教官らは「絶大な権限を持つ被告に誰も逆らえず、言われるがままにやっていた」と言っている。
向井被告は上記の事件で2009年8月21日に起訴、2013年2月19日に最高裁が向井被告の上告を棄却し、有罪(懲役10ヶ月、執行猶予3年)が確定した。
向井首席の立場
首席専門官とは、少年に対する処遇部門のトップです。
広島少年院の院全体で言うと、院長、次長に続き、3番目の立場となります。
広島少年院で少年たちに直接教育することのある法務教官の役職には、首席専門官(1人)、統括専門官(3人)、寮主任(5人)、副主任(5人)があります。
副主任の下に、普通の法務教官(一般企業で言う平社員)が何十人といます。このことから見ても、向井首席の絶対的権力がわかります。
上にも記載していますが、事件の手助けをした教官らは「絶大な権限を持つ被告に誰も逆らえず、言われるがままにやっていた」と言っています。向井被告が犯した事件は、権力の乱用としか言いようがありません。
広島少年院の実態
向井被告に関連した事件で複数名の法務教官が逮捕・起訴されています。
※田原克剛(43)、松本大輔(29)、野畑勝也(32)、菅原陽(26)など。
大規模な調査により広島少年院で起きた事件の全てが明らかになったかと思われるかもしれませんが、これは氷山の一角に過ぎないとも言われています。
また、向井被告自身が犯している暴力事件も、表沙汰にはなっていない事件が沢山あります。
当時の広島少年院に入院していた知人から聞いた話ですが、逮捕されていない教官の中にも暴力事件を犯していた教官がいたそうです。私の知人も、向井被告から暴力を受けた被害者の1人です。(警察には届けていません)
暴力行為に加担しておきながら、今もなお法務教官として少年院に勤務している職員がいるのです。
2008年に起きた脱走事件も、職員による暴力事件が原因だったのではないかと思います。
暴力での更生はあり得ません。法務省はこういった事件を真摯に受け止め、今後の対応に活かしていってもらいたいです。
もうすぐで審判
主席を外して皆2寮の先生
途中松本は3寮行ったけど、俺は野畑にしばいたろうか言うて、調査になり3ヶ月伸びてその後寮に戻り格好いい男になるとバカみたいな約束させられて(笑)2寮に強くて優しい寮とか看板あるけど(笑)
バカ丸出しの腐った寮だった広少でテレビと新聞読んだのなんか4寮の出院準備の時だけやし、何が全体調査、全体内省や!
町で出会ったら絶対しばいたるし、俺の二年返せや
ぼくの友達もいってるんすよ
どんなところですか?
今後、コメントは原則として掲示板にてよろしくお願い致します。
広島少年院 | 少年院掲示板
俺らは教官に対して何もできんし、仮にこっちが手を出したり、暴言吐いたりしたら調査なって一ヶ月伸びるか、殴ったりしたなら移送されるかだし我慢するしかないよな。
そういう教官こそ、俺らよりクズやん。底辺以下だろって
そういうクズこそ、この手で排除してあげたいくらいですわ。わら