帯広少年院について
帯広少年院は北海道帯広市にあり、中等・特別少年院が併設されています。
年長少年などが多く、出院後に自立して働けるように、様々な実科(職業訓練)が用意されています。
また、北海道という地理的特性を活かし、スキーなどのスポーツを行っています。
比較的不良傾向の進んだ少年が多く、少年院の中でも厳しい部類に入ります。
名称 | 帯広少年院 |
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種別 | 中等少年院、特別少年院 |
収容区分 |
【長期処遇】
生活訓練課程(G1/G3) 職業能力開発課程(V2) 特殊教育課程(H1/H2) ※詳細は少年院の分類処遇課程を参考。 |
住所 | 〒080-0846 北海道帯広市緑ヶ丘3-2 |
電話番号 | TEL:0155-24-5787 FAX:0155-28-2317 |
アクセス | 帯広駅から2km |
土地 | 75,162㎡ |
建物 | 6,834㎡ |
収容定員 | 約96名 |
掲示板 | 帯広少年院 | 少年院掲示板 |
アクセスマップ
教育活動の詳細
生活指導 | 問題群別指導(薬物・交通・対人)、内観、カウンセリング、個別面接、社会適応訓練、ロールレタリング、生命尊重教育、しょく罪指導など |
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教科教育 | CAI(コンピュータ)学習、自主計画学習、漢字検定、通信教育など |
職業補導 | 溶接科、木工科、総合整備科、農園芸科、クリーニング科、土木・建築科 |
保健体育 | 体力測定、健康相談、保健・衛生指導、スキー、ソフトボール、そのほか各種スポーツ |
資格取得 | 危険物取扱者、車両系建設機械およびフォークリフト技能講習、玉掛け特別教育、移動式クレーン、締め固め特別教育、ガス・アーク溶接、日商PC検定、日本漢字能力検定など |
特別活動 | 文化クラブ(絵画・書道・剣武、詩吟)、体育クラブ(剣道)、社会見学、奉仕活動、各種行事など |
主な行事 | 成人式・体育祭・登山訓練・スキー訓練 |
1日の生活
6:45 | 起床・朝食 |
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9:00 | 朝礼 教育活動(実習・教科など) |
12:00 | 昼食・休憩 |
13:00 | 教育活動(実習・教科・体育など) |
17:00 | 夕食・休憩 |
18:00 | 教育活動 |
20:00 | 余暇活動・テレビ視聴など |
21:15 | 就寝 |
帯広少年院の歴史
昭和40年7月 | 帯広少年院開庁(移転前の帯広刑務所の農場跡地) |
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昭和52年6月 | 中等・特別の生活指導課程 |
平成5年9月 | 生活訓練課程(G1) 職業能力開発課程(CV2) |
平成9年10月 | 生活訓練課程(G3) |
平成24年4月 | 特殊教育課程(H1/H2)を新設 |
帯広少年院に関連した事件
2010年6月 帯広少年院の教官が元収容少年にわいろ要求【刑事告発】
帯広少年院の寺部行哉元法務教官(28)は、2009年12月、収容していた少年の依頼でメモ6枚を預かり不正に保管。2010年2月、院を出た少年宛てにメモを郵送した後「10もらえたらうれしいな」と現金10万円を要求する旨の携帯メールを送信し、謝礼のわいろを要求した。
また少年院のパソコンでデータを閲覧し、関係者の連絡先を少年にメールで教えるなどしたという。
少年が3月に帯広少年院へ「教官とメールでやりとりしている」などと連絡して発覚。
院側の調査によると、元教官はわいろの要求は認めているが、金は受け取っていないという。
帯広少年院は6月25日、寺部行哉元法務教官を懲戒免職にするとともに、加重収賄などの疑いで釧路地検に刑事告発したと発表した。
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