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前記事→No.8:留置場最終日

留置場を出発して1時間くらいが経った。

高速道路を降りたため、そろそろ鑑別所が近いのだろうかと想像しながら楽しみになっていた。

街の中心部の方に入ってきたため、道路を歩いたりチャリで走ったりしている人々を眺めたりビルを眺めたりしていた。すると、予想外の場所で急に護送車がウインカーを出し、駐車場に入った。

駐車場の出入り口には鑑別所の名称が書かれた札があった。

(こんな街の中心部にあったんか・・・)

予想外のタイミングで到着したため、楽しみ半分、ドキドキ半分だった。

鑑別所に到着

鑑別所の駐車場に入ると、シャッターで閉ざされた部分の前に車が止められた。

少しすると、シャッターが開き鑑別所の職員らしき男性がマスクをして立っていた。

その後ろには、何人もの職員がいて、少し圧迫感があった。

シャッターが開くと車庫のようになっていて、車をそこに入れる。

すると、すぐにシャッターが閉まり出した。

シャッターが完全に閉まってから車の鍵が開けられ、俺は車外に出された。

すぐに鑑別所の職員に身柄を渡され、荷物一式も職員に渡していた。

車庫の奥の扉が既に開いていて、そこにも職員が立っている。

何人もの職員に連れられてその扉から部屋に案内される。

身体検査・所持品検査

部屋に入ると、学校の保健室や病院の診療室のような雰囲気で、床は白いタイル、いたるところにカーテン、ベッド、身長測定や体重計などがあった。

まず、カーテンがあるところに連れて行かれ、書類を持った職員が俺に名前を聞いてきた。

続いて生年月日、住所、非行事実などを聞かれ、全てに答えた。

これは、留置場や検察庁、裁判所などでのやり取りと同様で、少年院でも同じようなやり取りをすることになる。

そして、衣服を鑑別所のジャージに着替えるとともに身体検査をすることとなる。

まずは着ている衣服をすべて脱ぐように言われる。

そして全身をまじまじと見られ、刺青は全てチェックされシートに記入していく。

最後には指でアソコを指さされこう言われた。

「持ち上げて」

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No.10鑑別所入所から再逮捕までの2週間(手紙/面会)に続く